宅建の合格を目指す方の多くは社会人の方がほとんどなので、仕事をしながら勉強をするスタイルになると思います。
そこで気になってくるのは、「毎日どれくらい勉強すればいいの?」です。
しかし、生活が違えば取れる時間も違うので勉強時間の正解は1つではありません。
- 平日は仕事で忙しいので、休日しかまとまった勉強時間が取れない
- 家事・育児があるのでスキマ時間しか取れない
- 在宅ワークなので、比較的勉強時間は取れる
そこで、この記事ではスタディング宅建士講座で勉強をした際に、毎日どれくらい勉強すればいいのか?どんな人にとってもオススメと言える勉強期間について解説します。
勉強期間を「3か月・4か月半・6か月」に分け、さらに生活タイプ別にAさん・Bさん・Cさんの3人を当てはめ、全9パターンの「毎日の勉強時間、総勉強時間」について解説していきます。
ひつじこの9パターンの中から自分に近いものを選べば、ざっくりとした勉強時間がイメージできます!
9パターンの勉強スケジュール




ひつじ
- 高卒で不動産経験ゼロ、法律知識ゼロ
- 仕事&育児に追われる毎日
- それでも宅建に一発合格!
- 宅建合格を目指す方に向けて、実体験をもとに「スタディング宅建士講座」に超特化したブログを運営しています。
合格証&得点表
宅地建物取引士 合格証書


得点表(39点)


結論:勉強期間は4か月半がベストバランス!
もし、今あなたが、「3か月・4か月半・6か月」の中から勉強期間を選べるのであれば、結論としては4か月半の勉強期間がオススメです。
その理由は、以下の通りです。
- 4か月半の勉強期間は短かすぎず長すぎなくちょうど良い
- 勉強期間が長い=高得点が取れるとは限らないから
4か月半の勉強期間は短かすぎず長すぎなくちょうど良い
宅建の勉強期間は、6か月が一般的とよく言われますが、宅建の難易度に対して6か月の勉強期間は長すぎる印象です。
例えるなら、宅建の勉強に6か月かけることは、英検5級(中学初級レベル)の勉強に3か月かけるようなものです。
もちろん宅建は簡単な試験ではありませんが、行政書士や税理士のように何年も積み上げる資格というより、少し頑張って背伸びをして期間を決めて一気にガっと集中すれば手が届くタイプの資格です。
だからこそ宅建は、長期間ダラダラ続けるよりも期限を決めて集中して一気に仕上げる方が相性がいいです。
6か月だと長すぎるし、3か月だと今度は短すぎます。
なので、集中を保てる現実的な長さと詰め込みすぎない余白の両方を確保できる、4か月半という勉強期間が最もバランスが良いです。
勉強期間が長い=高得点が取れるとは限らないから
必ずしも、宅建の勉強期間を長く取れば高得点が取れるわけではありません。
多くの方は、勉強期間が長ければ長いほど得点が取れると思われていますが、宅建に関してはあるところで急に得点の伸びが悪くなる瞬間があります。
それを表したのが以下のグラフです。
勉強期間と得点の関係グラフ


4か月目までは順調に1か月につき10点ずつ点数が伸びているので、「5か月目には満点の50点が取れる!」と思いきや、41点しか取れませんでした。
さらに、翌日の6か月目も41点しか取れませんでした。
それまで、1か月で10点も伸びていたのに、ある時から1か月で1点しか伸びなくなった。
つまり、5か月目以降の勉強はコスパが悪いとも言えます。
皆さんは、4か月の勉強で合格圏内の40点が取れるのと、6か月の勉強で41点が取れるとしたらどちらを選びますか?
恐らく、2か月間プラスで勉強しても1点しか伸びないのであれば、4か月を選ぶことだと思います。
もちろん、6か月勉強することがムダだとは思いません。
しかし、宅建に合格するためには単に知識の多さだけではなく、試験時間の使い方や問題の解く順番といったような器用さや要領の良さも試されています。
そういった意味で同じ得点が取れるのであれば、コスパのよい期間を選択することは賢い選択と言えます。
前提の整理
Aさん・Bさん・Cさんの想定
生活スタイルの違いによって、平日にどれくらい勉強時間が取れるか、休日でどれくらい取り返せるかも変わるので、今回は3人のモデルケースを用意しました。


在宅勤務Aさん
- 在宅勤務なので、時間の融通が利く。


会社員Bさん
- 毎日定時に上がれ残業もほぼない。
- 職場までは、ドアtoドアで1時間。


会社員Cさん
- ほぼ毎日残業があり、休日出勤もある。
- 職場までは、ドアtoドアで1時間。
なお、BさんとCさんは会社員なので、以下のスキマ時間を勉強時間として活用すると想定しています。
- 平日の出勤中の1時間
- 平日の帰宅中の1時間
- 昼休みの30分
勉強時間は400時間で固定
勉強時間は、勉強期間が3か月でも4か月半でも6か月でも、合計400時間で固定にしています。
初心者が一から宅建に合格するためには、一般的に300〜400時間の勉強時間が必要と言われているため、どのパターンにおいても勉強時間は400時間で固定しました。
400時間という勉強時間は固定となるので、勉強期間が短くなると1日あたりの勉強時間は増えます。
逆に、勉強期間が長くなると、1日あたりの勉強時間は少なくなります。



このイメージを持っていると、これから紹介する9パターンのスケジュールが一気に理解しやすくなります!
勉強期間:3か月(7月18日〜10月19日)
在宅勤務Aさん
「在宅勤務Aさん」×「勉強期間3か月」の勉強スケジュールは次の通りです。


Aさんは、毎日4時間20分ずつ勉強するスタイルです。
平日・土日関係なく、ただひたすら「朝に1回、昼に1回、夜に1回」と同じリズムで淡々と勉強を積み上げていきます。
毎日同じような時間に同じ量の勉強をすることを数週間も継続すれば、勉強が食事や歯磨きと同じ生活の一部となります。
一方で、毎日勉強ノルマに追われているので、予定が入ってスケジュールが崩れたときに立て直しが必要になります。
会社員Bさん
「会社員Bさん」×「勉強期間3か月」の勉強スケジュールは次の通りです。


Bさんは、平日は3時間30分、土日祝日に6時間勉強するスタイルです。
平日は「朝1時間+日中30分+夜2時間」と最低限回して、土日にまとめて勉強量を上げて帳尻を合わせるスケジュールになっています。
土日のどちらかが潰れると一気に苦しくなるので、土曜か日曜のどちらかは絶対に勉強をする必要があり、家族との時間や趣味の時間を一部犠牲にする必要があります。
会社員Cさん
「会社員Cさん」×「勉強期間3か月」の勉強スケジュールは次の通りです。


Cさんは、平日は2時間30分、土日祝日に7時間30分勉強するスタイルです。
Cさんは、平日は残業で帰りが遅くなるため帰宅後には勉強ができないため、そのしわ寄せを土日祝でカバーします。
残業や家庭の都合で平日にまとまった時間が取りにくい人はこのスケジュールとなります。
毎週土日祝に、7時間30分の勉強を3か月間続けるというのはかなりハードなことなので、家族との時間や趣味の時間より勉強を優先するという覚悟が必要となります。
勉強期間:4か月半(6月3日〜10月19日)
3か月だとどうしても毎日がハードになるけど、6か月ほど長くは取りたくない。
そんな人にちょうどいいのが、4か月半プランです。
3か月プランより1日あたりの勉強ノルマが軽くなる一方で、期間が長すぎないのでダレにくく、スケジュールを現実的に回しながらしっかり仕上げまで持っていけるのがこの期間の強みです。
また、3か月プランでは勉強時間の余白はほとんどありませんでしたが、4か月半プランでは全体的にスケジュールに余裕があるので、「今日は少し多めに勉強をする」といったことも現実的に可能となります。
在宅勤務Aさん
「在宅勤務Aさん」×「勉強期間4か月半」の勉強スケジュールは次の通りです。


Aさんは、毎日3時間ずつ勉強するスタイルです。
4か月半プランの良さが出るのがこの形で、無理に土日へ寄せなくても、毎日コツコツ積み上げるだけで目標の400時間の勉強時間に届きます。
3か月プランほどの圧迫感もないので、調整もしやすいのが4か月半プランの良いところです。
会社員Bさん
「会社員Bさん」×「勉強期間4か月半」の勉強スケジュールは次の通りです。


Bさんは、平日は2時間30分、土曜日に3時間、日祝に4時間30分勉強するスタイルです。
平日に関しては、冒頭で想定したスキマ時間の活用だけで1日の勉強ノルマがクリアできてしまうので、社会人の方にはオススメの勉強プランです。
また、これなら何となく私にもできるかも…?と思わせてくれるようなちょうどいいスケジュールでもあります。
- 平日の出勤中の1時間
- 平日の帰宅中の1時間
- 昼休みの30分
会社員Cさん
「会社員Cさん」×「勉強期間4か月半」の勉強スケジュールは次の通りです。


Cさんは、平日は2時間30分、土曜日に3時間、日祝に4時間30分勉強するスタイルです。
実はこの勉強スケジュールは会社員Bさんと全く同じです。
4か月間という、中期間の勉強期間を取れれば仕事の忙しさによる差が出にくくなります。
ただし、CさんはBさんとは違い休日出勤があるので、発生した場合はその分のしわ寄せが平日や別の休日にまわってくるので、一時的に勉強の負担は重くなります。
しかし、仕事が忙しくなる時期がある人や忙しくて続くか不安という人にとって、この勉強スケジュールが最も参考になります。
勉強期間:6か月(1月28日〜10月19日)
6か月プランのメリットは、勉強の優先度が下がるという点です。
3か月プランだと勉強が最優先となり、4か月半プランでも基本的には勉強を優先しなくてはなりません。
しかし、6か月プランなら多少予定が崩れても、他の日でカバーできる余白が十分あります。
なので、仕事や家事、プライベートを犠牲にしなくても現実的に続けやすいのが特徴です。



宅建の勉強と生活を両立させたい方にとって、この6か月プランはかなり現実的です!
在宅勤務Aさん
「在宅勤務Aさん」×「勉強期間6か月」の勉強スケジュールは次の通りです。


Aさんは、毎日1時間30分ずつ勉強するスタイルです。
30分×3回勉強するだけで1日のノルマが達成されるので、まとまった時間を取らなくてもスキマ時間の勉強だけでノルマを達成できます。
また、1日の勉強ノルマの1時間30分を達成するのに、必ずしも30分×3回である必要はなく、極端な話、朝に1時間30分×1回の勉強をしてしまえば、その後はフリーとなります。
会社員Bさん
「会社員Bさん」×「勉強期間6か月」の勉強スケジュールは次の通りです。


Aさんは、毎日1時間30分ずつ勉強するスタイルです。
この勉強スケジュールは在宅勤務Aさん、この後解説する会社員Bと全く同じものです。
6か月という、中~長期間の勉強期間を取れれば、もはや仕事の忙しさによる差が出なくなります。
家族・趣味の時間を6割:勉強の時間を4割としても、目標の400時間は十分に達成できます。
会社員Cさん
「会社員Cさん」×「勉強期間6か月」の勉強スケジュールは次の通りです。


Aさんも、毎日1時間30分ずつ勉強するスタイルです。
1日の勉強時間がここまで少なくて済むのであれば、毎日残業があって土日で休日出勤がある場合でも、勉強ノルマはクリアできます。
まとめ:勉強期間は4か月半がベストバランス!
ここまで、勉強期間を「3か月・4か月半・6か月」に分け、さらに生活スタイル別にAさん・Bさん・Cさんの全9パターンを紹介してきました。
勉強期間だけに注目して改めて整理すると、各勉強スケジュールの特徴は次の通りです。
- 3か月プラン:短期集中で一気に仕上がる反面、毎日の負荷が大きく、予定が崩れると一気に苦しくなる
- 4か月半プラン:毎日の負担が現実的で、かつ期間が長すぎないので集中を保ったまま仕上げやすい
- 6か月プラン:生活と両立しやすく続けやすい反面、ダレやすく、学習密度が落ちると伸びが鈍くなりやすい
もし、この中から勉強期間を選べるのであれば、4か月半の勉強期間がオススメです。
- 4か月半の勉強期間は短かすぎず長すぎなくちょうど良い
- 勉強期間が長い=高得点が取れるとは限らないから









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